六分儀・金の六分儀

タマヤ計測システムのロゴマークは六分儀と錨を模したものですが、その歴史は航海用六分儀の国産化をルーツとすると言っても過言ではありません。
当社は、航海の原点である位置情報の把握や針路の決定、見張りなどをバックアップする計器を永年に渡って手がけて来ており、その精度と使い易さは、多くの航海士や練習生に絶大な信頼を得、愛され続けています。

 

 

六分儀 《MS-Lシリーズ/MS-633》

六分儀は2つの物標間の角度を正確に測定するもので、主として航行中の船舶において天体の高度を測定し、船舶の緯度経度を決定するための重要な航海計器です。

 

特に目標物のない外洋航海において六分儀による天体航法に習熟することは航海士として欠かすことのできない条件となっています。
六分儀の精度は航行中の船舶の位置決定に大きな影響を与えます。

 

タマヤ計測システムの六分儀は、長年にわたる経験と技術を生かし、厳選された材料と構造から生まれる高い測定精度を備え、反射鏡やシェードグラスの優れた性能、使い易さと堅牢度を合わせ持ち、その優秀さには定評があります。

 

六分儀
 

 

MS-Lシリーズはフレーム・アークに青銅を使用した、高精度と堅牢性を兼ね備えた本格派モデルです。

 

MS-2L
7×35mmプリズム式望遠鏡を装備した「より明るく広い視野」を得られる 国内トップシェアモデル

MS-3L
7×50mmプリズム式望遠鏡を装備したハイグレードモデル 安定感のある高い測定精度と抜群の使いやすさを実現 木製の高級格納箱に収納

 

《仕様》

MS-2L MS-3L
望遠鏡 7×35mm プリズム式 7×50mm プリズム式
フレーム・アーク 耐蝕性軽合金・青銅、半径162mm
分度目盛 -5°~125°、 1°目盛、 黒地白線
マイクロメーター 黒色ドラム、白線、 1’目盛、 バーニヤ0’.2読み
動鏡 矩形、 57×42mm、 全面鏡メッキ
水平鏡 丸形、 Φ57mm、 半分素通し
シェードグラス 直視側3枚、 反射側4枚
接眼偏光硝子 1枚
接眼色硝子 濃1枚
照明装置 照明付
付属品 六角レンチ 1個、 単3乾電池 2本、 LED電球1個
格納箱 プラスチック
335(W)×335(D)×165(H)mm
木箱
375(W)×300(D)×170(H)mm
重量 (本体) 1.8kg (本体)1.9kg
(格納箱) 1.7kg (格納箱)2.9kg

 

 

タマヤゴールドセキスタント[金の六分儀]

玉屋商店(現タマヤ計測システム株式会社)が六分儀の国産化に着手したのは、東京天文台(現国立天文台)からの依頼を受けて大正2年(1913年)に日本で始めての天文観測機器(1秒読みの天文経緯儀)を製作・納品したことがきっかけでした。

 

そしてその技術と天測のノウハウを駆使しながらも国産化を成し遂げるまでには約9年の歳月を要しましたが、それは日本での最初の量産型六分儀の製作を完遂させようとした当時の技術者の挑戦意欲と粘り強さの賜でした。
そしてこの完遂こそが爾後の数々の商品開発の原動力になったことは言うまでもありません。

 

2013年には、六分儀の国産化に取り組み始めてからちょうど100年目となりました。タマヤ計測システム株式会社では、この100年目をひとつの節目として、先人たちの思いと技術革新への挑戦意欲を持ち続けることを肝に銘じて、常に社会に貢献できる商品を世の中に提供していくことに心がけております。

 

そもそも六分儀は、今から260年ほど前(1757年)にイギリスで発明されましたが、当時の材質は、そのほとんどが真鍮製で製造直後は黄金色に輝いていました。そして年月を経て徐々に酸化が進み、褐色に変化していく運命にありました。

 

 

今、タマヤ計測システム株式会社は、発明された当時、製造直後の輝きを永遠に失わず、後世にその輝きを伝えられるように表面を金メッキで仕上げ、特別仕様の六分儀を製作しました。

 

そして六分儀の国産化を成し遂げた先人たちの思いも失われないよう、100年目の記念商品としてこのゴールドセキスタントに託しました。

 

六分儀
 

本商品は特別仕様の木箱入りにてお届けいたします。

 

 

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