FAQ
- デジタルレベルDiNi0.3
- 水準測量用データコレクター LC-3000
- 水準測量観測成果表作成プログラム LC-3000PRO
- 精密音響測深機 TDM-9000A/TDM-9000B/TDM-BII
デジタルレベルDiNi0.3
Q. DiNi 0.3とLC-3000とがBluetooth接続出来ない
A.
①一度DiNi 0.3の電源を落とした後、操作パネル裏側にあるBluetooth(以後BTと記載する。)
スイッチをONしてから、電源を入れ直してください。(黒く印の付いた側(内側)がONです。)
②LC-3000のBT設定をし直してください。
LC-3000がリセットされたような場合はBT設定が初期化されます。
③DiNi0.3の操作画面に「Remotecontrol」と表示され、最下部「code」に「*」マークが5個入っている か、「*」マークが入っていないまたは「?」マークが入っている場合は、弊社までお問い合わせください。
Q. DiNi 0.3とLC-3000がケーブル接続出来ない
A.
①一度DiNi 0.3の電源を落とした後、操作パネル裏側にあるBluetooth(以後BTと記載する。)
スイッチをOFFしてから電源を入れ直してください。 (黒く印の付いていない側(外側)がOFFです。)
②「システム」-「通信設定」を「ケーブル接続」に設定してください。
③DiNi0.3の操作画面に「Remotecontrol」と表示され、最下部「code」に「*」マークが5個入っているか、「*」マークが入っていないまたは「?」マークが入っている場合は、弊社までお問い合わせください。
Q. 観測中にE323が表示されて測れない
A. DiNi 0.3のピントが合っているか、標尺を正しく視準しているか確認してください。
Q. Adjustmentについて
A. 補正値は特に温度により変化するため、前回実施したのが夏で今回は冬というような場合は補正値が大きく異なる可能性があります。本観測前に実施する場合、最低2回行い、その差が3~5秒程度に入っていることを確認します。
差が大きい場合は3回以上行い確からしい値を見極める必要があります。
温度、朝夕(明るさ)、同じ人か(視度や視力の違い)、体調などにより数値は変化します。
国土地理院では補正値の目安として30秒以内としています。また、50秒など大きく出る場合は異常の可能性がありますので、点検に出していただくことをお勧めいたします。
Q. 杭打ち(点検の視準線)が入らない
A. Adjustmentが正しくされていない可能性が高いです。
Adjustmentをやり直してください。
Q. 標尺LD-13に2つ付いている下の円形気泡管はどう調整するのか?
A. 下の気泡管は予備です。
上の気泡管が破損した場合に、下の気泡管を外して上に取り付けてください。
Q. 標尺LD-13の円形気泡を留める星形ネジについて
A. トルクスレンチ(ヘクスローブレンチ)サイズはT25で取り付け取り外しが出来ます。
(ダイソーなどでも売っているようです。)
水準測量用データコレクター LC-3000
Q. 日付と時間が間違っている(例えば、2000年または1990年代が表示される など。)
A.
①RTC(リアルタイムクロック)カードの電池残量の低下またはアクセス不良が原因と思われます。リセットしてください。
この操作でこれまで記録したデータが消えることはありません。
リセットは電源ボタンを長押しし、カウントダウン画面になりましたら手を離します。
3つのボタンが表示されますので、一番下の「リセット」を選択します。
(電源ボタンを長押ししカウントダウンが終わり「ピピッ」という音が鳴るまで押し続けてもリセットになります。)
これでも改善されない場合は③へ。但し、現地にて出来ることを試したい場合は②へ。
②LC-3000上部の2本のネジをドライバー(プラスでもマイナスでも可)を用いて外し、ゴムカバーを開けます。その中にCFカード型のクロックカードがセットされているので、それを抜き取り、再度差し込みます。その後、リセットしてください。
CFカードスロットは2段あり、その下段にセットされています。
クロックカードは慎重にまっすぐ抜き差ししてください。
これでも改善されない場合は③へ。
③弊社までお送りください。
Q.
・RTCエラー
・RTCから日時情報の取得に失敗しました。
・電源を長押ししてリセットしてください。または、RTCバッテリー容量が低下しています。
A.
①RTC(リアルタイムクロック)カードの電池残量の低下またはアクセス不良が原因と思われます。
リセットしてください。
リセットは電源ボタンを長押しし、カウントダウン画面になりましたら手を離します。
3つのボタンが表示されますので、一番下の「リセット」を選択します。
(電源ボタンを長押ししカウントダウンが終わり「ピピッ」という音が鳴るまで押し続けてもリセットになります。)
この操作でこれまで記録したデータが消えることはありません。
これで直らなければ、③へ。
但し、現地にて出来ることを試したい場合は②へ。
②LC-3000上部の2本のネジをドライバー(プラスでもマイナスでも可)を用いて外し、ゴムカバーを開ける。
その中にCFカード型のクロックカードがささっているので、それを抜き取り、再度差し込む。
その後、再起動。
この操作でこれまで記録したデータが消えることはありません。
これでも改善されない場合は③へ。
③弊社までお送りください。
Q. 時計バッテリー残量がLOW(例えば2000年1月1日、 2044年1月1日など)
A.
①RTC(リアルタイムクロック)カードの電池残量の低下またはアクセス不良が原因と思われます。リセットしてください。
リセットは電源ボタンを長押ししカウントダウン画面になりましたら手を離します。
3つのボタンが表示されますので、一番下の「リセット」を選択します。
(電源ボタンを長押ししカウントダウンが終わり「ピピッ」という音が鳴るまで押し続けてもリセットになります。)
この操作でこれまで記録したデータが消えることはありません。
これで直らなければ、③へ。
但し、現地にて出来ることを試したい場合は②へ。
②LC-3000上部の2本のネジをドライバー(プラスでもマイナスでも可)を用いて外し、ゴムカバーを開ける。その中にCFカード型のクロックカードがささっているので、それを抜き取り、再度差し込む。
その後、再起動。
この操作でこれまで記録したデータが消えることはありません。
これでも改善されない場合は③へ。
③RTCカードの電池残量の低下、不良または本体接続部の不良の可能性が高いです。
弊社までお送りください。
Q. 電源が入らない(充電しても電源が入らない。AC電源を繋いでも電源が入らない)
A.バッテリーの寿命または故障の可能性が高いです。
ご購入後、本体にバッテリーを装着したまま、半年、1年と放置したような場合は、バッテリーが完全に放電してしまい、ご使用出来なくなる場合があります。①バッテリーを一度取り外し、再度セットしてみてください。
この操作でこれまで記録したデータが消えることはありません。
【お客様で出来る対処方法】LC-3000本体をケースから取り出します。
本体裏面バッテリーのロックを解除し(スタイラスペンの平らな方で解除できます。)、ロックの丸い部分を両手親指でシリアルポート側に押すようにすると簡単に外れます。
バッテリーを再度セットすると「ピピッ」という音が鳴りLC-3000が起動します。
これでも改善されない場合は、バッテリーを外した状態で充電してから再度セットしてみてください。
これでも改善されない場合は③へ。
但し、現地にて出来ることを試したい場合は②へ。
②メインバッテリーをご購入いただき、交換してください。
(ご購入に関しては販売代理店又は弊社までお問い合わせください。)
eneloopなど単三乾電池で使用できるアダプターもございます。
これでも改善されない場合は③へ。
③弊社までお送りください。
Q. ソキア、トプコン、ライカのレベルと繋がるか?
A.1級レベルについてはDiNiのみの接続になります。
DiNi0.3及び12(Bluetooth対応機)はケーブルの他、Bluetooth接続が出来ます。
2級レベルについては下記機種がケーブル接続可能です。
トプコン:DL-103R、 DL-502、 DL-503
ソキア:SDL30、 SDL50
ライカ:SPRINTER
(LC-3000を既にお持ちの場合はバージョンをご確認願います。)
バージョンの確認はメインメニューから[システム]を選択すると最上段に表示されます。
バージョンが「1.※.※」の場合はバージョン「2」へバージョンアップお願いします。
バージョンアップは有償です。 販売代理店または弊社までお問い合わせください。
バージョン「1」の場合はDiNiのみの接続になります。(ライカのSPRINTERについてはLC-3000の「測定開始」を押して待機中にしておき、10秒以内にSPRINTER本体の測定ボタンを押す必要があります)
(ソキア製との接続ケーブルは弊社にて販売しております)
弊社のケーブルを買っていただく必要はありません。
Q. 「初期設定」を行いたいが、ボタンの色がグレーになっており、押せない状態である。
A.前回、観測の途中又は固定点終了で終了しています。
「キー入力」で、ダミーの観測データを入力し「水準点終了」で一度観測を終了してください。
その後、「初期設定」から設定することが可能になります。
Q. バッテリーの持ち時間が短くなった。 または、充電出来なくなった。
A.バッテリーの寿命、または故障の可能性が高いと考えられます。放電、充電を2~3回繰り返してみてください。それでも復旧しない場合は寿命または故障です。
全く充電が出来ない場合は故障の可能性が高いです。 メインバッテリーをご購入ください。
eneloopなど単三乾電池が使用できるアダプターもあります。放電はLC-3000の電源を入れた状態で放置し、残量が15%を切ると警告メッセージが出ますのでそこまで行ってください。 (Ver.2.1.0には放電機能があります。)
充電は12時間程度(帰宅時に充電を開始し、翌日出社時に終了する感じで)行ってください。納品させていただいた箱に同梱している「LC-3000ご使用上の注意」をご確認ください。
半年、1年、ご使用にならず本体に装着していた場合はバッテリーが完全に放電してしまい、使用出来なくなる場合があります。
Q. 画面が白く光っていて何も表示されていない。白い画面になった。「固定点終了」を押した後、白い画面になった。 どのボタンを押しても反応しない
A.①バッテリーを一度取り外し、再度セットしてみてください。
この操作でこれまで記録したデータが消えることはありません。
【お客様で出来る対処方法】LC-3000本体をケースから取り出します。本体裏面バッテリーのロックを 解除し(スタイラスペンの平らな方で解除できます。)、ロックの丸い部分を両手親指でシリアルポート側 に押すようにすると簡単に外れます。
バッテリーを再度セットすると「ピピッ」という音が鳴りLC-3000が起動します。
これでも改善されない場合は、バッテリーを外した状態で充電してから再度セットしてみてください。
これでも改善されない場合は④へ。
但し、現地にて出来ることを試したい場合は②へ。
②LC-3000上部の2本のネジをドライバー(プラスでもマイナスでも可)を用いて外し、ゴムカバーを開け ます。その中にCFカード型のクロックカードがセットされているので、それを抜き取り、再度差し込みま す。その後、リセットしてください。(CFカードスロットは2段あり、その下段にセットされています。
クロックカードは慎重にまっすぐ抜き差ししてください。)
これでも改善されない場合は④へ。
但し、現地にてさらに出来ることを試したい場合は③へ。
③メインバッテリーをご購入いただき、交換してください。
(ご購入に関しては販売代理店または弊社までお問い合わせください。)
eneloopなど単三乾電池で使用できるアダプターもございます。
これでも改善されない場合は④へ。
④弊社までお送りください。
Q. 1日で水準点に到達しないため固定点を2個設ける。 操作方法を教えて欲しい
最初の固定点は固定点終了で終了し、点検のための固定点は水準点終了で終わってください。
手簿は手書きで修正が必要です。
Q. LC-3000の観測データをUSBで転送したい
A.
①LC-3000のバージョンがVer.1xの場合はVer.2.xにバージョンアップしてください。
バージョンアップは有償です。 販売代理店または弊社までお問い合わせください。
②LC-2000PROをご使用の場合は、LC-3000PROにバージョンアップしてください。
③LC-3000PROをインストールしているPCのOSにより下記のものをインストールしてください。
(下記のものはMicrosoftのホームページからダウンロード出来ます)
OSがWindows XPの場合:ActiveSync 4.5
OSがWindows7の場合:Windows Mobile デバイス センター 6.1
Q. トプコンやソキア、ライカのデジタルレベルとBluetooth接続できないか?
A.Bluetoothシリアル変換アダプタParani(パラニ)を使用することで可能と思いますが、一部の機種しか動作確認はしておりません。 また動作保証するものではありません。トプコンのDL-102、 DL-103Rはデータ長が7bitであるため、接続は難しいです。弊社でLC-3000とのBluetooth接続を保証しているものはDiNi0.3とDiNi12(改造版)のみです)
Q. LC-3000とDiNi 0.3が、Bluetooth接続出来ない
A.
①一度DiNi 0.3の電源を落とした後、操作パネル裏側にあるBluetooth(以後BTと記載する)
スイッチをONしてから、電源を入れ直してください。(黒く印の付いた側(内側)がONです)
②LC-3000のBT設定をし直してください。LC-3000がリセットされたような場合はBT設定が初期化されます。
③DiNi0.3の操作画面に「Remotecontrol」と表示され、最下部「code」に「*」マークが5個入っているか、「*」マークが入っていないまたは「?」マークが入っている場合は、弊社までお問い合わせください。
Q. LC-3000とDiNi 0.3が、ケーブル接続出来ない
A.
①一度DiNi 0.3の電源を落とした後、操作パネル裏側にあるBluetooth(以後BTと記載する)
スイッチをOFFしてから、電源を入れ直してください。
(黒く印の付いていない側(外側)がOFFです。)
②「システム」-「通信設定」を「ケーブル接続」に設定してください。
③DiNi0.3の操作画面に「Remotecontrol」と表示され、最下部「code」に「*」マークが5個入っている か、「*」マークが入っていないまたは「?」マークが入っている場合は、弊社までお問い合わせください。
Q. DiNi 0.3で観測中にE323が表示されて測れない
A.DiNi 0.3のピントが合っているか、標尺を正しく視準しているか確認してください。
Q. 観測データを「日付単位出力」でLC-3000PROに転送しているが、送れない。記録データ確認で見ると種別が「CHECK」となっている
A.「全出力」でLC-3000PROに転送してみてください。
Q.
トプコン:DL-103R、 DL-502、 DL-503
ソキア:SDL30、 SDL50
ライカ:SPRINTER
上記と接続したいが、測器の選択肢に出てこない
A.バージョンをご確認願います。
バージョンの確認はメインメニューから[システム]を選択すると最上段に表示されます。
バージョンが「1.※.※」の場合はバージョン「2」へバージョンアップお願いします。(有償)
バージョン「1」の場合はDiNiのみの接続になります。(Q.5に詳細情報があります)
Q. TOPCON DL-103Aと繋がるか?測器の選択肢にはDL-103Rとなっている
A.ケーブルにて接続可能です。(103のあとに何も付かないモデルはRSポートがないので、繋がりません)RまたはRS、Aが付くものは繋がります。ちなみにAはオートフォーカス機能があるものです。
Q. タッチスクリーンのどこを押しても反応がない。動かない
A.スクリーン(画面)のまわりの隙間をツマヨウジのようなもの(金属ではスクリーンを傷つけてしまいます)で清掃してみてください。
隙間にゴミや小石が挟まって、スクリーンが押されたままの状態になっている可能性があります。エアーダスターなどがあればそれを使用するのも効果的です。
Q. タッチスクリーンの、ある場所が効かない。10キーも、ある数字が押せない。特に中央部が押せない
A.タッチスクリーンの補正が効かない場合はスクリーンの故障の可能性が高いです。弊社にお送りください。タッチスクリーンの補正は電源ボタンを長押しして数字のカウントダウンが表示されたたら放します。中央に表示される「タッチスクリーン補正」を選択することで行えます。
Q. LC-3000PROなしで観測データをパソコンに流すことは出来ないか?
A.出来ません。国土地理院 機種登録の関係上、そのようにしています。観測データはLC-3000から直接、手簿として指定のドットプリンタに出力するか、LC-3000PROを経由して手簿を印刷するかになります。測量CADに流せるのはあくまでも観測比高データです。
Q. LC-3000で従横断観測は出来るか?
A.対応していません。
LC-3000は一等・二等、1~4級水準測量に対応しています。
Q. 日没観測で固定点に付ける場合の操作を教えて欲しい。 (言葉は違いますが、Q.9と同じ質問です)
A.本来の固定点で「固定点終了」、点検のための固定点で「水準点終了」で終了してください。LC-3000で一日の観測を終了する場合は必ず「水準点終了」で終了してください。手簿が完結しません。手簿は手書きで修正が必要です。
Q. 河川の距離標、200m毎に高さを持たせたい。しかし「固定点終了」では点名に半角2文字しか入らない
A.ここでいう固定点とは通過点に過ぎません。距離標に高さを持たせたい場合は、その点を水準点の新点という扱いにします。そのためLC-3000の操作としては自至水準点に距離標を設定し、「水準点終了」で取り付けます。
水準測量観測成果表作成プログラム LC-3000PRO
Q. LC-3000PRO標準タイプとSelect(セレクト)の違いは?
A.
①標準タイプ
一・二等、1~4級水準測量に対応しています。
観測手簿、観測比高データファイル、速報、成果表、成果表数値データの作成が出来ます。
(網平均計算は含んでいません。 網平均計算は福井コンピュータ(旧ウチダデータ含む)、アイサンテク ノロジー、ニコントリンブルの測量CADソフトウェアで対応してください。)
それぞれの測量CADソフトウェアには「観測比高データファイル」で受け渡しができます。
②Select(セレクト)
一・二等、1~4級水準測量に対応しています。
観測手簿、観測比高データファイルの作成が出来ます。
(網平均計算は含んでいません。網平均計算は福井コンピュータ(旧ウチダデータ含む)、アイサンテク ノロジー、ニコントリンブルの測量CADソフトウェアで対応してください。)
それぞれの測量CADソフトウェアには「観測比高データファイル」で受け渡しができます。
Q. 福井コンピュータ(旧ウチダデータ含む)、アイサンテクノロジー、ニコントリンブルの測量CADソフトウェアに観測データを取り込めるか?
A.観測比高データファイル(国土地理院の様式)で受け渡しが出来ます。
LC-3000の観測データをLC-3000PRO標準タイプまたはSelect(セレクト)に転送し、観測比高データファイルを作成します。
①アイサンテクノロジー Wing Neo Ver.7.10 「水準測量一連計算」(1~4級水準網平均計算)2010年7月リリース
②ウチダデータ(現福井コンピュータ内)Mercury-Evoluto(マーキュリーエボルート)「水準網平均計算 オプション」2010年6月14日リリース
③福井コンピュータ、BLUETREND V Ver.6.1,7.2 BLUETREND XA 2011R1「厳密水準網」2010年10月リリース
④ニコントリンブル TOWISE
Q. LC-3000の観測データをUSBで転送したい
A.LC-3000PROをインストールしているPCのOSにより下記のものをインストールしてください。
(下記のものはMicrosoftのホームページからダウンロード出来ます。)
・OSがWindows XPの場合:ActiveSync 4.5
・OSがWindows7の場合:Windows Mobile デバイス センター 6.1
(LC-3000はVer. 2.0以上で対応しています)
Q. LC-3000PROの64bit対応は?
A.動作確認済みです。Windows 7 Professional 、Windows 8 Pro 64bitのPCで動作することを確認しています。
検証例が少ないため、ご使用いただいて問題がありましたら、弊社までお問い合わせください。
Q. LC-3000PROが「起動エラー505」で起動出来ない
A.USBデバイス(ドングル)を装着してから起動してください。
Q. 河川の距離標を200m毎に「固定点終了」で観測してきた。LC-3000PROで観測比高データを出力したところ距離標間の比高が出てこない
A.ここでいう固定点は通過点に過ぎません。観測比高データは水準点~水準点の比高データですので、途中の固定点の高さは出力されません。
距離標の高さが必要な場合は、観測時に新点の水準点として扱う必要があります。
但し、LC-3000PROでは手簿並替編集の「切り取り(区間単位)」、「貼り付け(区間単位)」で固定点を水準点扱いに変更できます。その後、観測比高データに出力することができます。
精密音響測深機 TDM-9000A/TDM-9000B/TDM-BⅡ
Q. G-Powerとの接続について (ソキアの深浅測量用ソフト)
A.TDM側の設定
測定画面にて「設定」ボタンを押すとメニューが表示されるので、「システム設定」-「外部機器通信設定」 を選択し下記のように合わせます。
プロトコル:標準(旧)
通信間隔:スキャン同期
通信速度:4800bps
データビット:8bit
パリティビット:なし
ストップビット:2bit
G-Power側の設定
G-POWERの「条件」-「測深機の設定」で「タマヤTDM-9000A」を選択の上、「通信設定」を下記の 通り設定してください。
ポート:COM1 (ご使用のポートに合わせてください。)
ボーレート:4800
パリティ:なし
ストップビット:2
文字長:8
フロー制御:なし
Q. TDMとGPSを連動して使用したい。 その場合のGPSに要求される仕様は?
A.
①GPSはNMEA GGAがシリアル出力できれば問題ありません。②GPS NMEA GGAの出力レートは5Hzが望ましいです。③cmオーダーの精度が必要な場合は、RTK又はVRS、1mオーダーの精度で良ければディファレンシャル GPS(DGPS)の機能を有するものが必要です。
GPSやTSと連動した場合に使用できるデータコレクターや深浅測量用ソフトウェアは?
①データコレクターは弊社で開発したTDC-9Bがあります。
GPSの他、レーザー距離計(IMPULSE)と連動してTDMから得られる測深値と位置情報を同時に記 録できます。(2013年8月で製造を終了しています。)②GPS及びTSと連動するソフトウェアを取り扱っておりますので、販売代理店または弊社までお問い合わせください。
Q. 電源について
A.
①バッテリーの使用時間が6時間程度とのことであるが、プリンターを使った場合の時間か?
②外部電源にカーバッテリーを使用したいが何時間くらい動作可能か?
③外部電源の他に充電機を繋いだまま使うことは可能か?
④買ったばかりなのにバッテリーが3時間しか持たなかった。
①プリンター動作使用時の時間です。②余裕をみて1Ahで計算いただければと思います。例えば12V 30Ahのバッテリーであれば約30時間使用可能となります。③充電が追い付けば可能かも知れませんが、バッテリーに良くないので、お勧めできません。④使い始めは2~3回充放電を繰り返さないと本来のスペックは出ません。
Q. 消費電力を教えて欲しい
A.設計値:プリンターを動作させた状態で12V 0.65A(7.8W)
使用時間などを計算する場合は、余裕をみて1Ahで計算いただければと思います。
Q. 50kHz(低周波)の音響測深機は取り扱っているか?
A.取り扱っていません。TDMシリーズは200kHzの高周波タイプのみです。
Q. TDM-BIIに2素子や3素子のタイプはないか?
A.TDMシリーズは1素子のみです。
Q. バーチェックしている。2mの段階で6mとデジタル値が出ている。記録紙には3本印字されている
A.セカンドエコーを表示しています。①感度を下げてみてください。②パルス数を減らしてみてください。③不感帯、アッティネータの設定をご確認ください。
Q. 太い線の印字と並行に1cmくらいシフトした細い線がある
A.この線は深度トレース線と言ってどの値をデジタル出力したかをアナログ印字から設定値分シフトして印字したものです。この設定は「設定」ボタンを押し、メニューから「印字情報設定」-「罫線」-「深度トレース線」で確認できます。デフォルトは「+10」となっており、アナログの印字から10mmシフトしてその時のデジタル出力値を印字します。
この線が不要な場合はここでOFFに設定できます。
Q. 充電しても充電器のメーターが下がってくる
A.充電器に付いているメーターは電流計です。充電する最初のうちはバッテリーが空に近い状態ですので、多くの電流が流れます。充電されてくるとだんだんと流れる量が少なくなってくるためにメーターが下がってきます。充電完了の目安としてはメーターが0.4Aより小さくなっていればOKですが、使用後は一晩充電していただくことをお勧めいたします。
ちなみに充電時間は放電状態から12時間でフル充電となります。また、24時間を超えての充電はバッテリーを痛めますので、ご注意ください。
Q. 2~3mのところを測っているが、デジタル表示が0.8(1.4)mという固定された表示が出て測れない
A.
①操作パネルの「印字 開始/停止」ボタンを数回押してみてください。
②感度を下げてみてください。(または上げてみてください。)
③パルスを下げてみてください。(または上げてみてください)
Q. BluetoothのPINコードについて
A.BluetoothモジュールによりPINコードが異なります。
Zeal-1の場合は「tdm」
Zeal-C02の場合は「0123」
Q. チャンネル数、 周波数について
A.1チャンネル、200kHz(1周波)、シングルビームです。(2周波やマルチビームは取り扱っていません)
Q. G-PowerやTDCに記録してるデータとTDMの印字が3cm程度異なる場合がある
A.TDMの印字の深度が「瞬時」になっていると思われます。通信深度は常に移動平均化深度を通信しています。合わせるためには印字深度の設定を「平均(平0,平1,平2の何れか)」を選択してください。
Q. チェックバー、またはロットなどであたった深さより30cmくらい浅く表示される
A.音速は塩分、特に水温で変わります。従って作業する前には必ずバーチェックなどで音速を設定、または深さの差を記録する必要があります。
今回の場合は音速設定で音速を早くしてみてください。合わせるレベルは「差/実際の深さ」で割合(%)を求めその分を増減させます。
Q. 指向角半減全角6度では10m下でどのくらい広がるか?
A.概算では、3度のtan×10m=約0.5m半径、 約直径1mの円形になります。