超音波式漏水位発信器(UWL-R)

プラムラインシステム

プラムラインとは、水圧や地盤の変形などによりダム堤体に生じるひずみを測定し、ダムの安全性をチェックする計器です。

ノーマルプラムライン

振り下げ装置で固定した上端から、下端に重錘(コンクリートや鉄板などの重り)を吊るしたもので、ダム堤体の上部と底部の相対変位量から、たわみを測定します。測定箇所は、中段測定室と下段測定室があります。

 

リバースプラムライン

基礎岩盤の変形が無いと考えられる不動岩盤に固定し、上端をフロート装置で引っ張ったもので、ダム堤体の底部と基礎岩盤の相対変位量から、水平変位量を測定するもので、ノーマルプラムラインの直下に設置します。

 

漏水量測定装置

漏水量測定装置とは、フロートや超音波を使い、ダムの三角堰の越流水深を測定し、漏水量に変換する装置です。

 

河川管理施設等構造令

河川管理施設等構造令では基礎地盤から提頂までの高さが50m以上の重力式ダムと30m以上のアーチ式ダムには、変位計測及び漏水量測定の手段を備えるよう義務付けています。

《計測装置》

第13条
ダムには、次の表の中欄に掲げる区分に応じ、同表の下欄に掲げる事項を計測するための装置を設けるものとする。

区 分 計測事項
ダムの種類 基地地盤からの堤頂までの
高さ(単位:メートル)
1 重力式コンクリートダム 50未満 漏水量 揚圧力
50以上 漏水量 変形 揚圧力
2 アーチ式コンクリートダム 30未満 漏水量 変形
30以上 漏水量 変形 揚圧力
3 フィルダム ダムの堤体がおおむね均一の材料によるもの 漏水量 変形 浸潤線
その他のもの 漏水量 変形
基礎地盤から堤頂までの高さが100メートル以上のダム、または特殊な設計によるダムには、前項に規定
するもののほか、当該ダムの管理上、特に必要と認められる事項を計測するための装置を設けるものとする。

引用:改定 解説・河川管理施設等構造令
発行 社団法人 日本河川協会

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